東日本大震災から10年。
2011年、7月より
津波で海水や泥で汚れてしまった個人所有の写真を修復する
ボランティアプロジェクトが活動を開始しました。
メンバーは学生ボランテイア、任意で参加している社会人など
2011年12月末までに562名、
述べ活動時間は1849時間、
修復した写真は1043枚にものぼるそうです。
写真の修復作業は,写真の洗浄から破損部分のレタッチまで高度な技術が必要とされるため、
まったく経験のない人には難しい作業となります。
ですから、1943枚という数は依頼された数からすれば
決して多くはないそうです。
その後、修復作業経験をもとにマニュアルを作成し
修復技術を広めるための活動を行って・・・
長い、地道な作業が続いたのでしょう。
それぞれの意味ある日に撮影した一枚の写真は大切な宝物なんだと
あらためて思う3月11日です。